2017年 愛知学泉短期大学食物栄養学科との連携
生麩は低カロリーでありながら、ナトリウムやカリウムなどのミネラルをバランス良く摂取できる食材です。また、白米などと比べると炭水化物の量も少なく、低脂肪、低糖質といったダイエットをされる方や低コレステロールなので血圧が気になる方にも気にすることなく召し上がって頂ける食材です。
ですが、健康を気にする方へ理想の食材である生麩も、現代では「食べる機会が少ない」「食材として使う機会がない」という意見がほとんどです。
そこで、これからの食文化を担う、愛知学泉短期大学食物栄養学科様との連携を行うことで、昔ながらの食材に触れてもらう機会、食べてもらう機会、活かしてもらう機会をつくり、学生さん達の知識、技術の向上に役立ててもらうとともに、今の若者にも受け入れらるようなメニュー開発とコンテストを行うことになりました。
事前のアンケートでは、やはり「生麩になじみがない」「どうやって使ったら良いかわからない」「食材として入っていなくても良い」など、想像していたとおりの答えを頂きました。
その後、実際に生麩を調理し、煮物はもちろん、揚げ物、焼き物、スープ、スイーツに至るまで、自由な発想で様々なメニューが生み出されていきました。
試作されたメニューは、真剣なまなざしと研ぎ澄まされた味覚でもって、生徒さん達で品評されました。
そして、生徒さんが開発した、どれもすばらしいアイデアのメニューを弊社にて審査し、優秀作品を選ばせていただきました。
5メニューを厳選しましたので、ご紹介いたします。